新型コロナウイルス関連”デマ”一覧!インフォデミックって?デマを知って対策しよう!

2020年3月13日、朝日新聞にて、新型コロナウイルスにまつわるデマの拡散を防ぐためFacebookTwitterなどのソーシャルメディア各社が世界保健機関(WHO)などとの協力強化に乗り出しているようです。

誤った感染情報や治療法、陰謀論が拡散するインフォデミックの阻止が狙いです。

 

今回は、この「インフォデミック」や新型コロナウイルスの感染拡大に伴い広がってしまったデマについてまとめてみました!

 

インフォデミックって?

 

インフォデミックとは、インフォメーションエピデミック(=流行)を組み合わせた言葉で、根拠のない情報(=デマ)が大量に拡散する状況を指します。

例えば、今回のデマで最も有名と言っていいものとして、「トイレットペーパーデマ」があると思いますが、これもインフォデミックにより起きたものです。

新型のコロナウイルスという”根拠のない”というのを判断することが難しい状況では、情報が大量に拡散してしまうインフォデミックがおきやすくなってしまうのでしょう。

ネットやメディアを媒介して起こるインフォデミックを防ぐには正しい知識を身に着けるほかありません…SNSが発達する現代で、情報の取捨選択をするのは非常に難しいことだと思います。意図せず情報を得てしまい、その情報がその人の考えや行動に影響を与えてしまうこともあるでしょう…情報ソースの正しさが、正しい情報を得る第一歩になります。

無暗に不確かな情報を拡散することのないように、みなさんご注意ください。

人間の思考に影響を与えるこの現象により、一部で新型コロナウイルスは人類史上初の”思考”に感染するウイルスであると比喩されています。

 

ここからは、実際にあったデマのご紹介をしていきます!

たくさんのデマがありますので、みなさん誤情報に惑わされぬようご参考にしてください!!

 

デマ情報一覧

 

デマ情報は多くの人々の生活に影響を与えました。今回広まってしまったデマについてご説明していきます。

 

トイレットペーパーの買い占めや品薄!

こちらが今回のデマで最も有名で、みなさんの生活に最も影響を与えたものではないでしょうか…

「新型コロナウイルス流行の影響により、トイレットペーパーの原料が中国から輸入できなくなり、製造できなくなってしまった。」という情報が誤って出回ったことが原因であると言われています。

この情報に併せて、トイレットペーパーとマスクの原料は同じ。ただでさえマスクが品薄になっている今、トイレットペーパーも危ういのでは!?」という人々の心理も相まって、ここまで大きなデマにまで発展しました。

トイレットペーパーの生産体制等に問題はないと、業界団体は訴えかけても人々の不安やSNS上でのトイレットペーパーの品出し状況等から、しばらく品薄状態は続きました。

 

トイレットペーパーデマ」については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!

 

花崗岩がウイルスに効く?

こちらは、新型コロナウイルスの感染対策に花崗岩(かこうがん)が効くというデマが広がり、フリマアプリで高額販売される事態が起きていました。(2020年3月15日時点ではフリマアプリ上ではほとんど出品が目立たなくなりました。)

はじめこの事実を知ったときは、流行にのってとんでもないことを考える人もいるな、と思いました…

そもそも花崗岩とは…

 火成岩の一種。流紋岩に対応する成分の深成岩である。石材としては御影石(みかげいし)とも呼ばれる。

建材や墓石にもよく使われる素材。

 引用:wikipedia

川沿いでもよく見かけますよね。

なぜ、この花崗岩が高額販売されるようになってしまったかというと、このような情報が出回ってしまったからです。

花崗岩は自然放射線のウラン235を含み、その放射線がウイルスなどに強い殺菌力を持ち、新型コロナウイルスでさえも分解してしまう。

この情報に対し専門家は、

「マグマがゆっくり固まる際に,ウランやトリウムなどの放射性元素(成分)が花崗岩中に多少濃集するため,例えば富士山を作る安山岩といった火山岩や砂や泥が固まってできた砂岩や泥岩などに比べると,放射能レベルは若干高めです」としながらも、「花崗岩が広く分布する地域から生じる自然放射能は、それ以外の地域に比べてもほんの数倍程度で人体にはほとんど影響はありません。この花崗岩に含まれる放射性元素(放射性鉱物)は極めて微量で、ウィルスの殺菌などに効果があるとは到底考えられません

とのことです。また、今回のデマが広がったことに関して、「ガンマ線などの放射線照射が一部のウィルスの不活性化に有効であるという話と、花崗岩には(微量だけども)放射性元素が含まれているということを組み合わせて、かなり都合よく解釈した結果、流れたのかもしれません」と述べています。

このような新型コロナウイルスの感染拡大という何もあまり信じられない(確証がない)状態であると、すこしでも根拠づいたうわさに耳を傾けてしまうのもわかる気はしますが、花崗岩を置くだけで殺菌できるというのはさすがに眉唾ものですよね(笑)

 

26度~27度の温度で死滅する?

 

 

26度から27度の温度で死滅するなら体内で死滅するだろ…と思ってしまいますが、こちらもデマとして拡散されました。

こちらの情報が出回った背景として、「医療機関に勤めている方から情報が入った」という前提条件があるようです。

情報のよりどころがない感染流行の初期段階で、”医療機関”からという言葉を聞いたら、その情報にすがってしまう人が多くいるのも仕方がありませんね…

また、温度にはバリエーションがあるようで、温度が「36~37度」だったりすることもあるそうです。

 

 ただ、温度の部分については何の医学的根拠はないとのことですが、水分補給は面幕の機能を正常に保つために必要とのことですので、このデマはあながち悪いデマではなかったのかもしれませんね。

 

ビタミンDが効く?

 

 

Twitter上で、ビタミンDやビタミンCが新型コロナウイルスに「効く」といった投稿が散見されます。

国立健康・栄養研究所によると、ビタミンDがインフルエンザに対して限定的な予防効果を示した論文があるものの、新型コロナウイルスとは無関係であるとのこと。

現時点では、十分な情報はなく、インフルエンザへの感染予防の情報と混同されたことにより拡散されたデマであると推測されています。

 

アオサが効く?

 

 海藻のアオサヒトコロナウイルスの抗体を増やす効果があることが、中部大学により発表されました。

この情報は2020年2月20日に公式サイト上にリリースされましたが、ネット上に広く拡散された結果、リリース内容と異なった解釈をされているケースが見受けられたとのことで、2月25日に掲載が取りやめられました。

リリース内容では、「アオサに含まれるラムナン硫酸によるヒトコロナウイルスを含む、各種ウイルスの増殖抑制に効果が確認されたことを踏まえ、新型コロナウイルスへの効果を期待したい」としていたが、インターネットなどで「新型コロナウイルスに対する効果が確認された」という誤解が広く拡散したとのことです。

 

こちらは、情報が広まる中で内容が曲解がされてしまったようですね…

引用:大学ジャーナルONLINE

 

水道管にウイルスが付着?

「フリー素材 水道」の画像検索結果

 

こちらのデマは、詐欺により拡散されました。

2020年3月7日、群馬県伊勢崎市の住宅に水道局の職員を装って訪れた男が「水道管に新型コロナウイルスが付着している」とうそを言って水道管の取り替え費用をだまし取ろうとし、住民が警察に相談し、事件が発覚しました。

現在、多くの自治体で新型コロナウイルスに関する不審な電話も相次いでいることから、警察や自治体は、詐欺などの被害に遭わないよう注意を呼びかけています。

新型コロナウイルスなどのウイルスに対しては、塩素による消毒の効果が高いとされており、各浄水場では適正な浄水処理及び塩素消毒を徹底しておりますので、水道水の安全に影響はありません。

引用:宇都宮市上下水道局

こんなことで仕事を増やされて自治体や警察はたまったものではありませんね…

 

納豆が効く?

 

3月に入ってから、「茨城県に新型コロナウイルスの感染者がいないのは、納豆を食べているからだ!」というデマがSNS上で広がり、店頭では品薄状態になっています。

納豆に限ったことではありませんが、こういった”新型コロナに効く”といううたい文句は、「新型コロナウイルス予防の効果を裏付ける根拠のある食品等は現時点でない」と消費者庁が発表する事態にまで発展しました。

 

こちらは、その納豆デマについて面白くまとめたツイートです!

茨城県に感染者が発生しない説を面白く提唱していて、なんだか暗い世の中にも明るい話題を提供してくれているようでいいですね。

 

 

※ 2020年3月17日、茨城県で初めて感染者が確認され、この説は崩れてしまいました…

 

ニンニクが効く?

 

 

チュニジアでは、新型コロナウイルスへの予防にニンニクが効くというデマが広がり、WHOが注意喚起をしているにも関わらず、パニック買いが発生し、ニンニク価格が高騰しています。

こちらもインターネット上で広がってしまったデマです。どこの国でも”○○が効く”という根拠のない情報は広がってしまうのですね…

引用:時事ドットコムニュース

 

アルコールを摂取すれば治療できる?

 

イランでは、「飲酒が新型コロナウイルス治療に効果がある」というデマを真に受け、密造酒の飲酒をし、メタノール中毒により、27人が死亡しました。

似たような名前ですが、消毒等に使用されているのは、エタノールです。

メタノールは飲めないし、消毒にも使用できません。

デマによって新型コロナウイルスを予防どころか死亡してしまっては元も子もないですね…

引用:AFP BB NEWS

 

新型コロナは”生物兵器”?

 

「新型コロナは中国が秘密裏に研究所で作った細菌兵器である!」という陰謀論がまことしやかにささやかれています。

COVID-19バイオ兵器説に初期に言及したのは、統一教会系のアメリカの新聞『ワシントン・タイムス』(有名な『ワシントン・ポスト』とは別)や、アメリカ亡命中の中国人大富豪・郭文貴の自前のメディア『GUO MEDIA(郭媒体)』などだったようです。

さらに2月上旬から熱心にこの説を伝えたのが、中国共産党と対立する新宗教・法輪功系の『大紀元』『新唐人』といった媒体です。

これらのことから、中国の現政権に対立する組織や派閥が、現政権を陥れるために流したうわさではないかと考えられます。

 

一方で、新型コロナウイルスの発生地である武漢には、「武漢P4研究室」という中国唯一の危険な病原菌を研究するための施設があり、ここから発生したのではないか、と疑いの声も上がっています。

ここで作られた生物兵器が外に漏れだしてしまった…というシナリオですね。なんだか映画みたいな話ですが、火のない所に煙は立たぬといいますし、ちょっと気になる話でした。

 

みなさんの反応

 

https://twitter.com/hitsuji3dayo/status/1239177491882770432?s=20

 

まとめ

 

今回は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い問題視されるインフォデミックデマについてまとめてみました!

中には、納豆のように必ずしも悪いとは言い切れないデマもあり、人々が情報に惑わされてしまうのもなんんとなくわかるよな気がしました。

新型コロナの発生源である中国では、感染が収束しつつあると報道されていますが、日本では依然として感染者の増加が報道されており、世界でも感染拡大を続けています。

今後、今まで出てきたデマ以外にも様々なバリエーションのデマが広がることが予想されます。

そんな中で、少しでも正しい情報を得られるよう、適切に取捨選択をすることが肝心であると感じました。

 

皆さんがインフォデミックの一員を担うことの無いよう、怪しい情報には疑いを持って接するようにしてください!!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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