原油価格が史上初のマイナス!!1バレル0ドルの歴史的瞬間はお祭り状態!!

2020年4月21日、NY原油市場で、83年の先物上場以来初めて原油価格が0ドルを割りこみマイナス価格を記録しました!

このある意味歴史的瞬間にネット上では悲観よりもお祭り騒ぎのような状態になっています…

 

今回は、この原油のマイナス価格記録や下落の原因についてまとめていきます!

(目次で概要がわかるようにしています!)

原油先物の価格が初のマイナス価格を記録!

 

 

原油先物の期近物は、一時1バレルマイナス40.32ドルの安値をつけました!

この価格がどれほど異常かを、リーマンショック時の下落を参考に説明します。リーマンショックが起きる前、原油価格は1バレル140ドルまで上がっていました。過去5年程度で最も高騰していた2018年9月ごろの価格ですら1バレル80ドルだったので、どれほど価格が上がっていたか伝わるかと思います。

リーマンショックが起きると、原油価格は半年で1バレル40ドルまで急落しました。下落幅はおよそ100ドルでかなりの下落幅でした。

2019年12月時点、原油価格は1バレル60ドル程度だったので、下落幅としてはまだリーマンショック時に及ばないものの、史上初のマイナス価格です…原油をもらったらお金ももらえるという事態…アラブ等の原油輸出国では石油王なる存在もいます。身の回りのエネルギー源はほとんど原油といっても過言ではありません。それほど必要とされているものがタダ以下になったこの事態マイナス価格になったことがいかに異常事態かお分かりいただけるでしょうか

 

今回の急落の原因についてですが、先物価格がマイナスのまま期日を迎えれば、原油現物の引き渡しで、現金を受け取れることになるようです。現物を引き取りたくない投資家を中心に、損失覚悟の売りが走ったことが原因と考えられています。

 

最近の原油価格が下落した2つの理由

 

 

 

原油価格の下落の原因として、2つの理由があげられます。

  1.  新型コロナウイルスの感染拡大による原油の需要減
  2.  石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどとの協調減産の終了

です。それぞれ解説していきます。

 

①新型コロナウイルスの感染拡大による原油の需要減

新型コロナウイルスの感染状況については、日々報道されているとおり、世界中で感染拡大が起こっています。

この感染拡大の状況を食い止めるために、世界中の国々で航空機の減便工場の生産停止を行っています。これらは、原油を多く消費する業種のため、結果として原油の需要が大きく減ってしまいました。

また、航空会社の経営破たんについても世界中で問題になっています。

 

②石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどとの協調減産の終了

 

まず、協調減産とは、「原油価格が下がるのを防ぐために、原油が取れる国(産油国)が協力して、原油の産出量を減らすこと」を指します。

協調減産をした理由は、原油よりも生産コストが低い「シェールガス(外部リンク)」が登場したためです。産油国は協力してシェールガスを追い出すため、原油価格を引き下げるために、あえて原油の産出量を増やしました。

しかし、この結果、原油の収入に頼っている産油国は、原油価格の下落で収入が減ってしまい自分で自分の首を絞める状態になりました。そこで、産油国同士が協力して原油の産出量を減らし、原油価格を高く維持するようにしたのです。

こうした背景から、産油国同士の協調減産が維持されていたのですが、2020年3月上旬にOPECとロシアなどの非加盟産油国との減産強化の交渉が決裂しました。

その結果、4月から原油を増産せざるを得なくなりました

前述のとおり新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、原油消費業種である業種からの需要は激減しています。そんな中供給が増えても意味がありませんよね…需要に対して供給過多の状態となり、原油の価格は下落していきました。

 

みなさんの反応

 

 

 

 

まとめ

今回は、原油の史上初のマイナス価格記録や下落の原因についてまとめました!

この原油の下落が長引けば、株価や為替にも大きな影響が現れると推測されています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響が日に日に増していく中、どうすればこの現状を打破できるかをみんなで一緒に考えていかなければいけませんね。

とりあえず早く10万円ほしい…

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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